クライアントに怒られて スープジャー スープランチ

クライアントにミスを指摘され電話口で怒鳴られ、平身低頭謝り倒して、意気消沈したところに再度の電話が鳴り、渋々電話口に出るとミスしたのは自分たちでしたと逆に謝られた。

ひどく疲れた。

ストレスがひどくて、生命力が落ちている。

ジムに行こうとして、辞めた。家から徒歩15分の場所にあるコメダで茶をしばいている。

私は最近フラリーマン。家に帰りたくないので、フラリーマン。家には配偶者しかいないがフラリーマン。十年前も今も、コメダで時間をつぶす人生だ。悪くない。少し、不毛な負荷をかければ、いくらか生命力が向上するかもしれない。

仕事の負荷はごめんだ。ストレスは不要だ。しかし明日も打ち合わせだ。圧倒的に立場が上のクライアントと。いつからかクライアントという言葉を自然に使うようになったことに気がついた。

ダークサイドに墜ちている。うんざりだ。

しかし、腹の肉が落ちない。今日からランチはスープ。

以前にスープジャーを買い込んで、ランチにスープを持参すると意気込んだわいいものの、一度だけスープを拵え、持参して飽きた。

そのときは前夜にコンソメスープを拵えた。タマネギとにんじんを切り、コンソメスープの固形バージョンを投入して煮込んだ。それだけ。気持ち具材を大きくカットしすぎた。できた後に思い出したのだけれど、私はタマネギが好きじゃない。特に大きなタマネギが駄目だ。小さい物なら食べられるし、牛丼なんかのたれがよく絡まったタマネギもいける。ほかは苦手だ。自分で拵えておいて何だが、コンソメスープのタマネギが大きすぎて食べる気が起きなかった。おまけににんじんも好きじゃないし。

翌日気乗りしないままにスープジャーにスープを入れて持参した。味はまあまあだったが、やはりカロリーが足りなくて、結局握り飯を購入してしまった。ダイエットになってない。

それでおしまい。スープジャーのブームは、一度で過ぎ去った。

それから数週間。今日、久方ぶりにスープを持って行った。

前回は前夜にスープを拵えたが、これを改善した。

スープジャーのレシピ本を購入して研究したところによると、どうもスープジャーのランチというのは、前夜に作るような手間のかかるレシピではないらしい。

じゃあどうするかというと、スープジャーで作っちゃう。

目から鱗だった。今日持参したのは味噌ベースのレシピ。

まず米をジャー内で研ぎ、一度湯通しする。そして湯を切った後に熱湯を入れる。味噌、鶏ガラスープの素、ごま油を入れる。振る。

これだけで昼ご飯の時間になれば、うまい雑炊のような食べ物が仕上がるという算段だ。楽で良い。前夜に準備しなくて良いし、当日に数分でできる。スープジャーはこういう使い方をするらしい。

昼。

米がちゃんと柔らかくなっているか心配だったが、スプーンでそこの米を掬うとちゃんと柔らかい米飯になっていた。食べると米によく味噌が沁みていた。ばくばく食べた。具はなかった。

食べ終わる間際に気がついたが、これは具無し味噌汁に米を投入しただけの、猫まんまそのまんまだった。もう少し凝るべきだった。味噌に米はミスマッチとは言わないまでも、行儀的になにか後ろめたいものを感じてしまう。

味噌ベースにするときは米じゃないものを入れよう。とりあえず明日は、鶏ガラスープの素と春雨を主力選手にして、後は鶏肉の切れ端でも投入して、家にあれば白菜なども追加してみようかしら。

しばらくスープジャーランチが楽しめそうだ。