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Day3-1 サムイ島のサファリツアーで大満足(2015.7.11)

前日、Day2-3はこちら

サファリツアー(1900バーツ、ほうぼう屋)

朝7時に起きた。今日も天気が良い。日に焼けそうだ。

朝食バイキングを食べに、ホテルのレストランへ。料理の内容は昨日と同じだが、ぼくはいつも同じものしか食べないので、気にならない。

パン、ハム、ベーコン、チーズ、サラダ、コーヒー、ジュース、フルーツを食べた。

8時半にホテルのエントランスに行き、サファリツアーの迎えを待つ。10分ほどたって、ジープが来た。

昨日ほうぼう屋で申込みをしたので、てっきり日本人のガイドが同行すると思っていたが、ドライバーはタイ人だった。それなら、ほうぼう屋で申し込むメリットはない。ミスしたかなと思った。きっと街中のツアー会社ならもっと安かったはずだ。

ジープにはすでに白人の家族が乗っていた。両親と、男の子2人と、女の子1人。出身国がどこなのか、わからない。欧米人同士だと、お互いの出身国を見ただけでわかるのだろうか。すくなくとも北米かヨーロッパかそれ以外かぐらいはわかるのだろうか。

子どものうち、女の子は10歳ぐらいで、男の子の一人が9歳ぐらいで、もう一人が7歳ぐらいに見えた。男の子ふたりは髪を短く刈っていて、サッカーのスティーブンジェラードに似ていたので、三人を、ジェラード弟、ジェラード兄、ジェラード姉と命名した。

ジープに乗り込んだとき、母が「モーニング」と言ったような気がしたが、無視した。

ジープはチャウエン、ラマイ方面に走って行った。事前にどのようなルートで、どのような名所を回るか全く聞いていなかったので、連れていかれるまま車に乗っていた。

途中でシルバービーチリゾートというホテルの前で車が停まった。どうやらもう一組、ピックアップするらしい。待ち合わせ時刻まで時間を潰していいというような意味のことを言っていた。「テンミニッツ!」としきりに言っていたから、多分そういうことなのだろうと理解した。

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ビーチをうろつき、足だけ海に入った。

ほどなくして5人家族がジープに戻ったので、ぼくも後ろについていった。ジープに戻って座って待っていると、白人のカップルが乗り込んできた。30代前半ぐらいだろうか。女性はナオミワッツに似ていた。男性は、名もないイケメンモデルのようだった。ワッツとナイスガイと命名した。

まずは猿と戯れる

またジープが走り出した。街中を走り、途中で内陸のほうへ針路をとり、周囲が山がちになった。ジープが止まり、降ろされた。小汚い牧場のようなところに、男が一人いた。傍らに紐につながれた猿がいた。何か芸をするのだろうか。

タイ人のガイドが英語で何か説明をしていたが、9割がた何を言っているのかわからなかった。しばらくして、何人かが前に出た。肩に猿を乗せて写真を撮っていた。別のジープに乗っていた同じツアーの人たちのうち、中国人だけがはしゃいで撮っていた。本当に彼らは押しが強い。見習いたいほどだ。ほかに、ジェラード姉とジェラード弟が写真を撮っていた。皆、猿に髪の毛を握り引っ張られていた。猿が凶暴で臭そうなので、ぼくは遠慮した。ほかの多くの人たちも写真を撮らなかった。

次に猿がはしゃいで木を駆け登り、ココナッツをもぎ取るという芸を見せてくれた。まったくなんの感興も沸かなかった。猿がココナッツをもいでるなと思ったぐらいだ。

移動して、次に、「おじいさん岩おばあさん岩」というのを見に行った。男性器と女性器のかたちをした巨岩だ。これもまたまったく面白みを感じなかった。だいたい性器のかたちをした岩を見せられてどういったリアクションをとればいいのだろう。おなじツアーにはジェラード兄弟のように年若い同行者もいるのだ。それに皆ぼくを中心に良識のあるメンツばかりだ。中学生ではないのだ。指をさして野卑た笑いをうかべるものも皆無だった。ワッツとナイスガイも澄ました表情で、2,3枚写真を撮るだけだった。別のジープの面々もほとんどノーリアクションだった。

次にまた移動して、マジックガーデンというところに行った。石像がたくさんあった。どんな歴史があるのかまったくわからなかった。ガイドの人が英語で説明していたが、もちろんぼくは何も理解できなかった。あるいは、昨日近所のおっさんが彫ったオブジェですと説明していたのかもしれない。

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ウォータースライダー

ジープで、ジャングルをどんどん登り、滝エリアに着いた。

ここでは1時間ほど時間をとり、水遊びを楽しんだ。徒歩5分ほどの滝に行った。

ウォータースライダーがあった。どうやら料金に含まれているらしい。ジェラード兄弟が、水着に着替えて何度も滑り降りていた。とても楽しそうだった。スピーディーな方と、緩やかな方の二種があった。スピーディーなほうにしようかしら、でも怖いしなと逡巡していたら、ナイスガイがスライダーの上に上がってきたので、先にどうぞとジェスチャーで伝えた。もう数回滑っているらしい体の濡れたナイスガイが、「イッツベリーファン」みたいなことを言っていた。どうしようもなく楽しいらしい。ナイスガイが滑り降りたあと、意を決して、スピーディーな方で滑り降りた。

はじめてウォータースライダーを滑ったが、怖かった。ほんの数秒だったが、死ぬかと思った。着水したときに、汚らしい水をしこたま飲んでしまった。

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昼食

着替えを済ませ、またジープに乗った。ジープは後部座席のほかに、特等席で運転席の屋根の上にも乗れた。そこは基本的にナイスガイとワッツが独占していた。といって彼らは悪意を持って占有していたわけではない。逆に結構人に気を遣うタイプだった。ジェラード兄弟が屋根に乗りたそうにしていたので、ナイスガイが「上に乗るかい?」みたいなことを言っていた。ジェラード兄弟は嬉しそうに「乗る!」と言ったが、両親が危ないのでダメというようなことを言っていた。もちろん全部想像で、ぼくは何一つ英語を聞き取れなかった。兄弟が意気消沈しているところに、ガイドのタイ人が来て、子供でも5分ぐらいなら大丈夫というようなことを言った。「ファイブミニッツ」というようなことを言っていた。

そこから5分の距離にレストランがあり、そこで昼食を食べた。から揚げと、トムヤムクンとタイカレーとフルーツ。美味かった。

象に乗る

食後、移動し、動物園みたいなところへ行った。そこで動物ショーを見た。観客席には100人以上の見物客がいた。

像がサッカーをしたり、綱引きをしていた。ぼくはもうその頃には結構飽きていたので、ボケっと突っ立ってなんとなくショーを遠望していた。司会のおじさんが客の中から何人かショーに参加する人を募っていた。そういう時は決まって中国人が出てきた。本当に彼らは押しが強い。見習いたいほどだ。ほかに、ジェラード姉も貪欲に前に出ていた。うつ伏せになり、象が前足でマッサージするというショーでジェラード姉は楽しそうに像と戯れていた。

綱引きでは像対人間10人ぐらいで引っ張りあっていた。人間10人と言っても、中国人とジェラード姉対像だった。

白人というのは日本人と同じぐらい、押しが弱い。まったく前に出ていかない。あるいはサムイのようなリゾート地に来るような白人は、ぼくと同じぐらい思慮深く奥ゆかしいタイプなのかもしれない。

次に、エレファントトレッキングをした。像に乗った。20分ほど乗った。最初は、背中の上の椅子に座って、途中で、タイ人の調教師が下りて、一人で像の頭付近に座った。臭いかなと思ったが、案外臭くなかった。そのかわり、毛がちくちくしていたかった。

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ジープの屋根に乗る

次のスポットに向かう時、初めてジープの屋根に乗った。ナイスガイが気を遣ってくれて、「乗るかい?」みたいなことを言ってくれた。ジープはジャングルの中を走るので、信じられないぐらい揺れた。屋根の上はさぞ揺れるのだろうとぼくは内心怖かったが、ナイスガイとワッツが自分の特等席を譲ってくれるというので、無碍にできないと思い、いやいや屋根によじ登った。

屋根の上は果たして、大きく揺れ、怖かった。手すりにつかまり、足も手すりに絡ませ、落ちないように集中した。しばらくすると慣れてきて余裕が生まれ、風景を楽しめるようになった。風が気持ちよかった。時折、運転手があほみたいにスピードをだし、ビビったりもした。おそらくいままでここから転落した人はいないのではないか。いたら、大ごとだし、禁止されるだろう。適度にデンジャラスで、爽快だった。

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屋根に乗っていいのは山の中だけらしく、国道に出ると屋根に乗っている人を降ろし、みんな後部座席に移動させられた。

道中、初めて5人家族と言葉を交わした。彼らはニュージーランド人だった。ぼくはニュージーランドについて何か単語でも言おうかと思ったが、何も出てこなかった。ラグビーのオールブラックスがニュージーランドかオーストラリアかどっちかあいまいだったので、言わないでおいた。もし間違ったら屈強な体のお父さんが不機嫌になると思ったからだ。ぼくらも日本と中国と韓国をいっしょくたにされるといい気分じゃない(あとで調べたらオールブラックスはニュージーランドで合っていた)。

話していて、彼らはニュージーランドから来たことが分かった。そしてニュージーランド人ということも分かった。ニュージーランドに住んでいることもわかった。おまけに、ニュージーランド人ということもわかった。さらに彼らはどうやらニュージーランドから来たようだ。結局ぼくは彼らがニュージーランド人ということ以外なにもわからなかった。英語がしゃべれないとこういうことになる。仕方ない。

ビッグブッダ

街に降りてきて、ビッグブッダの寺院に行った。デカかった

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30分ほど滞在した。ジープに乗って、街中を走り始めた。そろそろ夕方16時ごろで、おそらくもうどこにもいかないはずだ。しばらく走って、ジープが止まり、5人家族が降車した。お父さんが運転手とガイドにチップを渡すのが見えた。

車が走り出して、ぼくも財布から200バーツ出した。一人100バーツぐらいでいいかな。

インペリアルボートハウスについて、ナイスガイとワッツに「サヨウナラ」と日本語で言ったら、二人とも「サヨナラ」と日本語で返してくれた。

運転手とガイドにチップを渡し、それでサファリツアーが終わった。

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