読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Day2-1 ヤン・ノイ・ビーチとラマイビーチ(2015.7.10)

2015サムイ旅行

前日、Day1-4はこちら

7月のサムイ島のインペリアルボートハウスの蚊

今朝はフライトの疲れが残っていたのか、起床したのは8時半と少し遅かった。

シャワーを浴びたあと、朝食バイキングを食べにホテルのレストランに行った。

今日は、昨日よりも天気が良いようだ。晴れている。

サムイ島は今の時期、乾期でも雨期でもないらしい。雨期のプーケットよりも天候が安定しているらしい。サムイ島に来て正解だった。

ホテルのスタッフに案内された席に腰かけ、コーヒーを飲んだ。朝食のメニューはタイ料理と欧米風料理。ぼくはパンと卵とハムとソーセージとヨーグルトとフルーツを食べた。

卵料理は、鉄板で調理してくれた。オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグ。オムレツの発音が、「オムレツ」なのか「オムレット」なのかわからないので、しばし沈黙した後、「スクランブル!」と注文した。

レストランもフロントも、半屋外のような場所にある。こういう環境では、蚊が気になる。ぼくは10年前にバンコクに訪れたとき、デング熱にかかったひどい経験がある。当時の日記を見返してみて、バンコク到着2日目に蚊に刺され、8日目に発症したとあった。中5日。

今回の旅程ならば、初日に刺されても、発症するのは帰国してからだ。べつに刺されてもいいかなという思いもあったが、デング熱の潜伏期間は3日や4日というケースもある。サムイ滞在中にデング熱に発症したら、厄介なことになりそうだ。それに、デング熱というのは2回目に発症すると、デング出血熱になるケースが高く、そうなると致死率が上がるらしい。適切な治療を受ければ大事には至らないケースがほとんどだが、異国で適切な治療を受けれれるか、心配だ。

日本でならデング熱でもデング出血熱でも、適切に治療してくれそうだが、サムイではどうだろう。デング熱の本家本元ならば、逆に日本よりも治療体制が整っているのだろうか。しかしとにかくなんにしても、蚊対策は万全にしておきたい。部屋から出るときはたとえホテルのレストランであろうと、虫よけスプレーを大量に吹きかけた。

昨日、今日と、蚊に刺された形跡はない。そもそも蚊をあまり見かけない。ホテルの口コミサイトには、ぼくが泊まっている「imperial boat house(インペリアルボートハウス)」には蚊がたくさんいるというコメントがあり、蚊の存在が気になっていた。しかし時季的なものもあるのだろうか、ホテルやプールやビーチにはあまり蚊がいないようだった。

ヤイ・ノイ・ビーチ

朝食後、ぼくが投宿しているホテルのあるチョンモンエリアから南に2,3キロ南下したところにある、「ヤイ・ノイ・ビーチ」に出かけた。

ホテルから出て通りを流しているソンテウをつかまえた。あまりメジャーなビーチではないらしく、事前に地図にメモしていた「Yao Noi Beach」という文字を見せた。しかしそれでもよく分からなかったようだったので、近くにある比較的大きなホテル、「ノラ・ビーチ・リゾート&スパ」の近くだと言ったらやっと理解してもらえた。いったというか、たんに地図を見せて指をさしただけなのだが。

料金はたしか100バーツ=360円ぐらいだった。通りに降ろされ、さて、どこからビーチに行けばいいのだろうと困ってしまった。ビーチに行くには、ビーチリゾートホテルの敷地を横切らなければならない。勝手に侵入していいものか。日本やヨーロッパの感覚だと、関係者以外立ち入り禁止なのだろうが、ここはタイのサムイ島なのだ。細かいことは気にしないだろう。ぼくは「ノラ」の敷地に侵入した。装いを見れば旅行者というのは一目瞭然だ。ホテルのスタッフにとっては客という認識だろう。挙動不審にならないようにビーチを目指す。

「ノラ」はコテージタイプのホテルらしい。どうやらぼくが泊まっているホテルよりもワンランクかツーランク上のホテルらしい。ビーチにたどり着くまで、ジャングルのような場所とそこにあるコテージを潜り抜け、2人の欧米人宿泊者とすれ違った。

ビーチにたどり着いた。ほとんど人がいない。静かだ。穴場なようだ。

「ノラ」の宿泊者用のビーチチェアを拝借した。20個ぐらいのチェアのうち、使用されているのは2個だけだ。周囲にホテルスタッフもいない。午前11時というのはあまり海水浴客がいない時間帯なのだろうか。あるいはこのビーチはそもそも人が少ないのだろうか。なんにしても勝手にホテルのチェアを借りられるのはラッキーだ。「ノラ」に泊まっている人が持っている大きなバスタオルをぼくは持っていないので、部外者というのはバレバレだが、誰かに咎められたら、片言の英語で向うのほうのホテルに泊まっている、海岸線を歩いてきたんだと言えば済みそうだ。いや、言うというよりジェスチャーでしどろもどろに伝えようと試みるだけだが。ここはサムイ島なのだ。皆きっと鷹揚な人たちのはずだ。

f:id:renox:20150710135057j:plain

すこし海に入っては、荷物を持って少し移動し、また海に入っては移動しを、何度か繰り返した。海の中には魚が結構いた。

昼過ぎまでくつろぎ、ビーチの南のほうまで歩き、名前のわからないホテルの敷地を横切ってストリートに出た。

そこでソンテウを拾い、ラマイに向かった。

f:id:renox:20150716234705p:plain

 ラマイ

ラマイまでの運賃は忘れた。ぼくのイメージではチャウエンのすぐ隣のビーチなので、結構近いのかなと思っていたが、チャウエンからラマイまでは思いのほか距離があった。

ラマイの大きなストリートに出たところで、降車のブザーを押してソンテウを下車した。ストリートは、チョンモンよりは大きいが、チェウエンよりは小さかった。サムイ島ではチャウエンに次ぐ大きなビーチらしい。「ミニチャウエン」と言われている。ガイドブックによると、「ラマイビーチロードは夜に花開く」らしい。日中は、あまり活気があるような感じではなかった。日照りが強く、地元民は皆屋内に引きこもっているのだろう。

ストリートを歩き、ビーチに出た。昼ご飯を食べてなかったので、ビーチ沿いの飲食店に入り、炒飯のようなものを食べた。100バーツ=360円。

10年前にバンコクに行ったときは、タイのワンプレートの食事を美味しく食べたものだけど、今回の旅行では当時ほど美味しいと感じられなかった。ぼくは辛いものが苦手なので、タイカレーやトムヤンクンやとにかく辛そうなものはすべて避けた。あるいは、そのような辛い食べ物に挑戦すべきだったのかもしれない。しかし、以前バンコクでトムヤンクンを食べたとき、あとが大変だったし、日本でも少しでも辛い物を食べると、あとが大変になる。あとが大変というのは要するに、ビチビチうんこということだけど、詳細には触れない。

食後、ビーチに荷物を放置して海に入った。サムイ島では貴重品入りのかばんをビーチに放置しても置き引きに会いそうにはなかった。ビーチにいるのは売り子と欧米人の観光客がほとんどだったし、そもそもぼくのような小汚いアジア人のかばんなど持っていこうとする盗人はいないのかもしれない。ちなみにぼくのかばんにはパスポートとタイバーツ(1000バーツぐらい)しか入っていなかった。日本円はホテルのセキュリティボックスに置いてきた。

ラマイの海はチョンモンやヤイ・ノイに比べて深かった。ぼくは泳ぐのが得意じゃない。クロールがきれいにできないし、平泳ぎもできない。泳げても50mぐらい。時々仰向けにぷかぷか浮いて、空を見上げて、時々、潜水したりした。

ぼくと世界の戦いでは、ぼくを支援してください

ぼけーっと空を眺めていたら自分の存在などとるに足らなくなる、などといったことは全然ない。

時々宇宙に比べたら人間なんて小さなもので、だから小さなことにくよくよするなみたいなことを言う人がいるけど、そういう人は下痢弁の時にケツの穴に唐辛子を突っ込んどけと言いたい。自然と向き合った時こそ、次々に些末な思念がわいてくるものだ。

サムイのラマイビーチの海に浮いているとき、ぼくがまず先に考えたのは、職業のことだった。7月中で会社を辞めるのに、転職先が決まっていない。日本に帰ったら転職活動をしなければならない。いままでも在職中から、1年以上転職先を探しているが、不首尾に終わっている。

それでも現在2社選考途中の会社があり、そのうちの1社は先日2次面接を受けた。2次面接など久しぶりだった。もう疲れたのでぼくを採用してくれ。その会社は小さな会社で従業員は5人ぐらいだった。ワンマン社長の会社っぽかったが、社長は良識のある好人物に見えた。社員は年相応に疲弊していたが、仕事が忙しくないせいか、昏(くら)さは感じなかった。ぼくが今まで勤めてきた会社に雰囲気が似ていた。吉報を待ちたい。

f:id:renox:20150710134126j:plain

 Day2-2に続く