CT

軽い頭痛が続くので、再度内科に行った。

そこで紹介状を書いてもらい大きな大学病院に行った。
最初の受付で40分ぐらい待った。待ってる間、そわそわしてなにもやる気が起きなかった。カルテを受け取り、階上の脳神経科へ。そこで2時間ぐらい待たされた。
待合所の沈んだ雰囲気のなかでは読書する気が起きず、ひたすら虚空を眺めたり、時々スマホを触ったりしていた。
やっと名前が呼ばれ脳神経外科医に問診を受けて、階下のCTルームへ。
少しだけ待って、すぐに順番がきた。
看護婦に名前と生年月日を聞かれた。最初、名前と生年月日がわかるIDを出せと言われたのかと思った。なぜなら看護婦の手元に僕の名前と生年月日が書かれた用紙があったから。僕もそれを視認できる位置にいた。IDではなく口頭で述べろと言われたので、意味がわかんないと思いながらも答えた。
ベッドに寝かされ、別の看護師にまた同じ質問をされたので、また同じく答えた。
頭の具合を知るための質問だったらしい。なんか、やばいシチュエーションかもと思った。
半球のドームみたいな機械の中に入れられ、頭の上でメカが駆動した。グイングインなんかが回って、なんか脳みそ調べられてる感がすごかった。少し恐くなって、途中から目を閉じた。
5分ほどで終わって、また階上の脳神経科に行って受付に書類をだし、先ほどと同じ待合所に座って待った。
直ぐに診断結果が出るという。
たぶん20分ぐらい待った。
今日の他の待ち時間に比べたら、短かったけど、この待ち時間が一番しんどかった。長く感じた。やばい病気だったら、やばい。やばいのは、やばい。やばいかなって思った。やばいこと言われた平静でいられないだろうなと思った。たぶんやばくなる。
先生に呼ばれて、中に入った。
「まずは診断結果から、問題ないね」
と言われた。
安堵した。
脳の問題ではない。頭痛の原因はたくさんあるので特定が難しいと言っていた。パソコン業務や肩こりも原因の一つになるし、他にも季節の変わり目や春先は頭痛の症状が出たりする。
わからない。
とにかく、脳は無事だった。頭は悪いが脳は無事。やばくなくて良かった。
CTは高いかなと思ってたけど、¥5260だった。最初に紹介状を書いてもらった内科の受診料は¥1600だった。高くはない。
全て終わったのが午後2時だった。会社で弁当を食べるわけにも行かないので、病院の近くにある公園のベンチで、朝拵えた弁当を食べた。
いつもは会社に置いてあるふりかけを白飯にかけて食べている。今日はふりかけがない、ただの白飯。オカズもややパンチがない。
ただ、そんなこと関係なく、美味かった。白飯をオカズなしでかきこんだ。健康が一番と思った。
頭痛の原因が脳の病気でなくて安堵した。
原因不明というのは、はっきりしなくて嫌だが、とりあえず脳は無事だ。
今晩のメシも美味いに違いない。