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移住っていうか社内ニート兼社内ダースベイダー的存在の俺が社長と一戦まみえるなら俺は小豆島に視察旅行に出かけるよ

沖縄、和歌山、岡山、香川、長野、山梨あたりで計画をすすめたい。

温暖な地域と、登山に適した地域に大別できる。

上記6件のうち、和歌山、香川にはいったことがない。まず、視察したい。香川は小豆島にいちどは上陸したい。

ゴールデンウィークPLUS有給を使って小豆島に行きたいと思っていたが、社員が2人、アルバイトが1人の零細企業なので平日休みはキツイか。

ところで、今日の午後6時過ぎにアルバイトの娘が突然泣き出して、社長が狼狽し、緊急の面談が行われた模様。

俺の推測がただしければ、社内での俺の立場はわりと悪くなる。

なぜといって、その娘は社長の姪で、泣き出した理由の一端が俺にあるかもしれないからだ。

俺は生粋の社内ニートで、彼女は無知な若者だ。悪いことに、無知な若者の多くは間違った大志を抱いている。

活力みなぎる若者と慢性的な無気力野郎が対峙した時、勝つのはどうしたって、後者の無気力社内ニートだ。12ラウンド判定で社内ニートの勝ちだ。場数が違う。暖簾に腕押しだ。君のパンチは当たらない。俺のパンチは時たま軽くポイント稼ぎのジャブが当たる。それで俺の優勢勝ち。

敗北した若者は、自己のやる気など、堕落したおっさんの前ではくその役にも立たないことに気づき、絶望する。かわいそうだが仕方ない。俺にもそんな時代があったものだ。十年も前の話だ。

通常、敗者の大半はこちら側つまりダークサイドに堕ちてくれるのだが、この娘の近くには幸運にも社長にしておじさんであるところの庇護者がすぐ脇にいた。そして、泣きながら自分の無力さを訴えた。社長は慰めた。たぶん。

ダークサイドでネッツサーフィンをしていて、俺は内心戦々恐々としていた。

社長と俺は良好な関係を結んでいるが、トンチンカンで未熟で常識知らずの敗者であるところの姪っ子がけしかけて、社内ニート兼社内ダースベイダー的存在の俺に2人で攻撃を仕掛けて来たら……。戦争は避けられない。

そうなったら仕方ない。逃げよう。俺は即刻辞表を出して小豆島に視察旅行に出る。

内心、そうなればいいと思ってる。