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その他 エアー出勤

 

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

 

 そもそも仕事がしたくない。オフィスはいらないし、仕事もいらない。欲しいのは宝くじのあたり券だけだ。でもそううまくいかない。働かなければならない。

佐々木さんの一番良い所は、「声」だ。これはあまり知られてない。低くてとても落ち着きのある声をしている。ダンディだ。あの声ならナレーションの仕事がたくさん舞い込んできそうなものだが、佐々木さんが声優の仕事をしているという話は聞いたことがない。たぶん、オファーがあっても断っている、とぼくは踏んでいる。

次にいいのは、実は学生時代クライミングをしていたということだ。アウトドア派なのだ。しかもザイルを使ってロッククライミングをしていたらしい。本物の登山家だ。本書に少しそれに触れていた。たまにツイッターでも山の話題に触れていたりする。山男だ。それだけでぼくは佐々木さんが好きになる。

料理の本とかはあまり興味がない。有名人や小金持ちが「食」を語りだしたら終わりだ。その意味で、佐々木さんの新刊には少し失望した。

本書については正直あんまりためにならなかった。本書の後半でクラウドだかなんだかの便利ツールを紹介していたが、たぶん2014年現在ではサービス停止しているものがあったりして、ためにならないことのほうが多かった。

あと、ノマドとか言われてもそんな人がいったいどこにいるってんだろう。見た事ない。周りにJリーガーがいないのと同じぐらい、ノマドなんていない。「これからは金をもらってサッカーをする時代!」みたいなことをプロ選手に言われても、「そりゃ、お前らだけやで」としかいえない。

むかし、雇用が流動化して転職が当たり前になるとか言われていた時代があったけど、転職してるやつなんて俺みたいなネガティブなジョブホッパーだけじゃないか。あるいはほんの一部のエリートだけが外資系だかなんだかを渡り歩いてるだけで、結局みんな最初に勤めた会社に固執して転職なんてしないじゃないか。ほんと騙された気分だ。

新しい働き方なんて存在しない。本書で取り上げられているオフィスを持たないエンジニアなんて一握りのエリートだけだ。そんな人に俺は興味がない。

というわけで、「エアー出勤」こそが最強の働き方であるとぼくは声を大にしていいたいが、その根拠を問われてもうまく答えられない。

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フラニーとズーイ (新潮文庫)

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