2013年9月23日 御嶽山(3067 m)

中山道「福島」、むらちや

 前夜、晩飯を食べるために木曽福島駅周辺を散策していたら、思いがけず旧中山道の宿場だったらしいところに出た。「福島宿上の段」というところだったらしく、江戸の町をそのまま残したような、眩惑的で風情ある場所だった。通りに2件ほど、現代的な飯屋があったがどちらも予約で満員のため、入店できなかった。しかたなく、車に乗って木曽福島駅の近くにあるセブンイレブンに行った。寂れた古い町の中でセブンイレブンだけ異質な感じだった。そこでチューハイと夕飯を買い、宿「むらちや」で食べた。

「むらちや」小さいけれど良い宿だった。宿のおかみさんもとても親切にしてくれた。朝飯には地元で採れる坊主茸というキノコが入った味噌汁を食べた。美味しかった。外観は古びた感じがしたが、内装は水回りを中心にリフォームされているようだった。清潔な感じがした。味のある宿だった。

 

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御嶽山登り口の「田ノ原自然公園」へ

宿から登山口までは車で1時間ほどかかった。

遊休施設とかした御嶽山のスキー場を脇目に、ひたすらくねくね道を登った。遠く感じた。田ノ原が7合目。ここから上りだす。

残念ながら、周りがガスで覆われていて展望が悪かった。

剣ヶ峰、二ノ池、三ノ池、五ノ池小屋まで行った。無駄に長い歩行だった。

池のほとりでラーメンを食した。私は元来ラーメンを食べるとお腹をくだすタイプだ。しかしゆっくりと咀嚼しながら食べれば、お腹をくだすリスクが軽減できるということを最近学んだ。ゆっくり、ゆっくり、食べた。ラーメンは、あまり美味しくなった。サカイヤで買った棒ラーメン。汁は美味しかったが、麺が美味しくなかった。麺に汁が絡まない感じがした。

ラーメンを食べてほとんどすぐに歩き出した。上りが続き、途中で気持ちが悪くなった。以前も、ラーメンを食べてすぐに歩行を開始したことがあった。その時も気持ちが悪くなった。こういうところに、パーティで行く登山の限界をみないわけにはいかない。一人ならばしっかりと休んでから出発するところだが、同行者がいると待たせておくわけにはいかない。必定、食べ終わってバーナーなどをしまい込んだら、ほとんど間を置かず出発することになる。そして気持ちが悪くなる。そろそろ私も単独行をしなければならない段階なのかもしれない。しかし、その前に登山は引退だ。

 

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下山後、引退

下山後、帰りに木曽温泉|せせらぎの四季(日帰り)という日帰り温泉に入った。いい湯だった。

3連休で3座の百名山を制覇した。満足のいく山行だった。世間では、「ピークハンター」や「百名山制覇」は一部のベテランから忌避され、蔑まれたりもするが、ビギナーにはやはり「百名山」というのは山選びの一つの目安となる。まずは、全国各地の主要な山に登る。そして山を知る。経験値を積む。途中、マイナーな山に登ったりもする。しかし基本はメジャーな、「百名山」だ。そういったスタンプラリー的な百名山制覇こそ、現代登山の楽しみ方だ。前近代登山や近代登山など知ったことではない。登山は完全にレジャーだ。落石や道迷いや滑落などには十分注意し、準備万端で山に遊びに行く。それが登山だ。

 

帰路は案の定、渋滞に巻き込まれ、帰宅したのは午前零時ごろだった。翌日の仕事に響く帰宅時間だ。登山はもう引退だ。