7時半に青木鉱泉に到着_鳳凰三山⑥

調布から中央道に入り、途中の談合坂で一休みをして、7時半に青木鉱泉の駐車場に着いた。
到着時時間が遅かったのか、駐車場はほぼ満車だった。最後の1つに今まさに入庫しようとしている黒い車を見て、私は驚いた。車外に出て車を誘導している女性を見ると、花子だったのだ。事前に私は彼女たちが7時に登り始めるという情報を入手していた。となると到着は6時半ぐらいだと推測した。だから私はその時間を避けて青木鉱泉に到着するようにした。しかし今目の前にいるのは花子だ。花子たちは渋滞にはまったのか、出発時間が遅かったのか、1時間ほど到着時間が遅れたようだ。
私はこのまま素通りするかどうか一瞬間、思案した。そして、彼女の前をいったん素通りし、車を停めて車外に出た。そして花子に歩み寄った。
「野郎! 満車で俺の車が停められねえじゃねえか!」
冷ややかな目でこちらを見た花子は、目の前に雑魚キャラがいることに少し驚き、そして言った。
「じゃかましいわ、ワレ! 管理棟に行って、聞いてこいや! ダボハゼが!」
と的確なアドバイスをくれた。
私は管理棟に行って、満車だけれどどうすればよろしいのでしょうかと聞いた。駐車場を管理している男性は、満車で停められないならば宿泊者用の駐車スペースを使ってくださいと親切に教えてくれた。