甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、谷川岳

今のストレスフリーの会社に入ってから、ずっとボケーっと過ごしている。若いころは、そのような状況を打破すべく、「転職」に打ち込んでいたものである。しかし近年は、唯一の生きがいであり、良くも悪くも私の人生にハリを与えていた「転職活動」とも疎遠になった。今までの人生で色々なものを捨て去り、喪失してきたが、「転職への意欲」を失くしてしまった今が、人生でもっとも空疎な日々だ。どうにかして、転職へのモチベーションを取り戻したい。そのためには環境を変えるか、外的な刺激を与えるかしなければならないと思い、この度、登山に出かけた次第である。

山に行けばすべてが解決すると思った。理由はないが、そう思い込むことにした。非日常的な環境に身をおけば、さすがの私も何か変わるだろうと期待して、山行計画を練り、登山道具を買い集めた。
登山靴、レインウェア、水筒、靴下、地図を新たに購入した。何をもっていって良いかわからないので、とりあえず、トイレットペーパー、タオル大小、ビーチサンダル、十得ナイフ、ビニール袋、ゴミ袋、軍手、テーピング、ポケットティッシュ、フリース、石鹸、コンタクト液、長ズボン、着替え、コンパス、ガイドブック、おやつ、カメラ、ボディタオル、時計、メガネなどを持っていった。

9月17日(土)の2時に起床し、3時半に春夫君を迎えに行った。4時過ぎに川崎市で武君をピックアップし、甲斐駒ケ岳へ。

中略。

甲斐駒ケ岳、登頂成功!!!


結果、私の活力はまったくみなぎることもなく、ポジティブシンキングになるわけもなく、だから「転職」へのモチベーションもまったく復活しなかった。登山なんてその程度だ。人ひとりの転職意欲すらかきたてる事ができないのだ。
甲斐駒は険しかった。北沢峠から仙水峠、駒津峰を経由して山頂にたどり着いたときにはもうヘトヘトだった。急峻な斜面にごつごつの岩が転がり、ロッククライミングのようなこともした。雨で足元がすべり、油断をしたら滑落死するかもしれないというようなハードなものだった。家に帰ってこの難コースを調べたら、「たいしたことないコース」と出ていて大いに落ち込んだが、私たち素人登山家には難儀な登山コースだった。
下山は、双児山経由で長衛荘に戻った。夜、寒気、頭痛、嘔吐で体調が最悪だった。

略。

二日目は仙丈ケ岳に登った。好天気でよかった。

略。

9月23日には谷川岳に行った。登山にはまりつつある。そして、なんだか転職意欲も芽生えつつあるかもしらん。
しかし、日記を書くのは面倒くさい。

乞うご期待。