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旅行記 21日目 (バンコク)

昨晩ベッドの中で『地球の歩き方』を見てたら、『カンチャナブリー』に行こうかななんて考えが浮かんだ。『カンチャンブリ』はバンコクからバスで2時間。今日のフライトは夜のというか日付が変って土曜日の午前0:05。行って帰ってきても十分間に合う。
ぼくは朝9:30のバスで『カンチャナブ』に向かった。そもそもなぜ『カンチャナ』に行きたくなったかというと、『カンチャ』には映画『戦場に架ける橋』で有名になった『クウェー川橋』がある。ぼくはだいぶ前にこの映画を見た。映画の内容をほとんど忘れていた。これは帰国してから見直さなきゃなと思いじゃあメンドクセーけど、実物でもチラッと見てくっかぁ、あぁめんどなんて考えて今日『カンチ』に来た次第です。
所要時間2時間と少しかけて『カン』に着いた。バスターミナルからソンテウ(乗り合いバス)で10分。目的の橋に着いた。でもなんだか想像してたより小さな橋だった。その橋は歩いて渡れる。観光客がたくさん歩いて渡っていた。だもんで、やっぱもっと大きな橋で、だれかが「おい、なんか聞こえないか。」なんて言ってふと橋の先を見ると崖の脇から列車の頭が見えてきたりして。それで必死に橋の反対側に駆けたりして。だけどこの橋なら列車が見えたら、走って十分危険回避できたりする。(『戦場に架ける橋』はそんな映画じゃない)
歩いて橋を渡った先には、あんまり見るべきものはなかった。橋の脇にある階段で下に降りたら、10軒くらいの露店あった。ぼくはチラッと見ただけでトイレに入ってシッコした。それでもういいや満足って感じでまた階段を上って橋に戻った。橋の上に上がって避難スペース(いまでも列車が走っているから橋上の観光客は列車通過のたびに避難スペースに退避する。列車は時速3キロくらい)から露店やゾウの調教をぼんやり眺めてたら、露店で働いていた女性が赤ん坊を抱いて階段を上がってきた。ぼくの隣の避難スペース(3メートルくらい離れた距離)に来て列車が来ないか待っていた。(赤ちゃんに列車でも見せたいのかな?)周りにはぼくたち以外いなかった。女性はインド系の顔立ちだった。鼻が大きめで高く目が大きかった。美しい女性だった。ぼくは素人カメラマンらしく、この人を写真に撮りたいと思った。赤ん坊を抱っこする女性。背景にクウェー橋。ぼくはカバンに手を伸ばした。カメラカメラ。ないない。知ってた知ってた。それで泣く泣く彼女たちの写真を諦めなければならなかった。やれやれ。ぼくは露店と反対側の橋下を見た。そこには露店主の子供らしき2,3歳の兄妹がいた。2人はぼくを見上げて微笑みかけてきた。愛らしいじゃないか。ぼくはカバンに手を伸ばした。カメラカメラ。ないない。知ってた知ってた。

バンコクには16時ごろ戻った。カフェでお茶して、18:30にはエアポートバスでドンムアン国際空港に向かった。

21時ごろチェックイン。フライトの時間は0:05の予定だったがなんだか分からないけど深夜1:40になっていた。その埋め合わせとして150B相当のお食事券をもらった。ぼくはこれでうまいものでも食べようと考えた。フードコートにある中華の店の前に来た。入り口にあるメニューを見た。うまそうだった。だけどやっぱ最後だしタイ料理だろ。結局最後の方はずっと日本食だったし、150Bあれば結構食べられるし、今もってる自分の金を足せば豪勢な晩餐ができるぜ。ぼくはタイ料理店を探した。なかなか見つからなかった。エスカレーターで階下に下りようとすると案内板に『日本亭』という文字を見つけた。走ってエスカレーターを下り『日本亭』に入った。やっちまった。まただ。・・・・・まあいっか!ぼくは親子丼を食べた。美味しゅう。勘定を払う段になって、タイ人の店員が(タイ人の女性だが日本語がとてもうまい)このチケットは4階だけしか使えませんよと言ってきた。
「ぼくは今何階にいるの?」
「2階です。」
結局ぼくは自分の現金でまた日本食を食べたわけだ。なるほど。これは滑稽な話だ。
ぼくはお食事券を使うためにカフェでコーヒーを飲んだ。80Bだった。おつりは現金でくれるかと思ったけど、お釣りは出なかった。
1:40搭乗。
機内でぼくはまた体調が悪くなった。病弱。咳が出た。鼻水が出た。ずっと座っていたから尾てい骨が痛くなった。
日本時間9:30。成田到着。やっと帰ってきた。