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旅行記 19日目 (バンコク)

タイ旅行

あさって帰れる。日本に帰れる。早く帰りたい。あと2回寝たらお正月じゃなくて帰国日。だから2度寝3度寝した。起きたとき28日水曜日だった。こういうときぼくは改めて人間は無力だと思う。自然にはかなわない。完敗した後朝食。その後読書。マックでビッグマックセット(95B)食す。
今日は友人と会う。この旅の引き金を引いた佐田君。彼は今日のヌーン(12時)にバンコク国際空港に到着する。バングラディッシュから。空港からカオサンまで2時間かかる。普通なら14時にはカオサンに到着するはずだ。しかし、佐田君から「まず間違いなく遅れる。利用する航空会社がトンマだから。」というメールが来た。ぼくは、じゃあ18時にカオサンロードにあるマックで待ち合わせしようという返信をした。
さて18時までどうするか、ぼくはグッドアイディアを案出した。そうだ動物園に行こう!ぼくはタクシーに乗って動物園に行った。本当ならここですばらしいときをすごすはずだった。しかし、何かが違った。チェンマイ動物園ではあんなにもはしゃいだのに。結局、1時間半ほどで動物園を出た。ぼくのタイ旅行はすでに終わっていた。
17時ごろ、ついに何もすることがなくなった。ぼくは少しはやいがマックに行った。そこで1時間待った後、マックの外のベンチに腰掛けさらに1時間待った。しかし佐田君は来なかった。ぼくはネットカフェに行ってメールボックスを開いた。佐田君からのメールは来てなかった。せっかく暇を解消できると思ったのに。ぼくは不貞腐れて日本料理屋に避難。から揚げ定食食す。美味しゅうございました。
20:30。再びメールの確認。佐田君からメールあり。「今カオサンについた。30分ごとにマックを覗いてみるよ。」という内容だった。
ぼくはすぐにマックの前のベンチに向かった。5分ほど待っても佐田君は来なかった。待ってる間2度ほど殴り合いの喧嘩を見た。ぼくが座っているベンチのすぐそばで。歩道の縁石に座っているタイ人の少女が揉め事を起こしたらしい。少女6人のバトル。殴る蹴る。掴む、引っ掻く。押し、倒す。ぼくは一目散に止めに入り、1りずつ頬を張った。なんとかその場を収めた。嘘。ぼくはその喧嘩を遠巻きに眺めていた。醜い。虫けらめ。うじ虫が。お前らみたいに害悪を垂れ流す奴らなんかスコールに洗い流されてしまえばいい。God damn it !!
第2試合は若いタイ人の男とペットボトルを集めている小汚いおじさんとのバトルだった。若者が殴りつかみブン投げた。倒れたおじさんをさらに殴りつけたところで止めに入った。いや、ぼくじゃなくて。だれか勇敢な白人男性が。収拾がついたところでぼくのそばにいた白人の女が吹き出した。「あのおじさんボカスカなぐられとるがな。あはははは。」ぼくはその女にドロップキックをあびせた、地面に着地すると同時に白人女性の仲間の男たちがぼくをボコボコにした。ぼくは泣きながらベンチに戻り佐田君を待った。涙が乾かないうちに佐田君登場。
「おおぉ!!」
と佐田君。
「おおおぉ!!」
とぼく。
ぼくは顔を背けて、なんとか涙でぬれた顔を見られないようにした。佐田君はすべてを承知していた。彼は遠くを見ていた。
バーに移ってビールを飲んだ。下戸のぼくも飲んだ。2時間ほどして、別れた。佐田君は明朝6時のフライトで日本に帰る。それまで、マッサージでも受けて時間をつぶすよと言った。ぼくはビールで酔っていて宿に着くとすぐに寝た。